奈良県立民俗博物館
奈良県立民俗博物館 | |
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奈良県立民俗博物館 | |
施設情報 | |
専門分野 | 民俗資料・公園 |
延床面積 | 4249平方メートル |
開館 | 1974年 |
所在地 |
〒639-1058 奈良県大和郡山市矢田町545 |
位置 | 北緯34度39分11秒 東経135度45分14.7秒 / 北緯34.65306度 東経135.754083度座標: 北緯34度39分11秒 東経135度45分14.7秒 / 北緯34.65306度 東経135.754083度 |
プロジェクト:GLAM |
奈良県立大和民俗公園 | |
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分類 | 総合公園 |
所在地 | |
面積 | 26.6ha |
開園 | 1975年 |
運営者 | 奈良県 |
公式サイト | 大和民俗公園 |
奈良県立民俗博物館(ならけんりつみんぞくはくぶつかん)は、奈良県大和郡山市矢田町にある博物館である。
博物館の立地する場所である 奈良県立大和民俗公園(ならけんりつやまとみんぞくこうえん) についても記載する。
民俗博物館[編集]
奈良県立民俗博物館は1974年(昭和49年)11月10日に開館した。奈良県(大和国)に暮らす人々がその風土の中で生み出し、改良工夫を重ねて伝えてきた生活用具など民俗文化財を通して生活文化を学ぶことができる博物館である。
常設展示は大和の生業をテーマに、県北西部に位置する奈良盆地の稲作、県北東部に広がる大和高原の茶業、県南部を占める吉野山地の林業をその代表として取り上げ、地域で伝統的に培われてきた仕事の様子が理解できる構成となっている。また2013年(平成25年)からは「昔のくらし」として、大正から昭和期の一般家庭の家の中をイメージした展示や、実際に道具に触ったりできる体験コーナーなども設置されており、急速に変化する時代にごく数十年前の普通の生活を伝える場として、小学校の団体見学などにも活用されている。
大和民俗公園[編集]
奈良県立大和民俗公園は約26.6ヘクタールの敷地を有する都市公園で、民俗博物館は公園の一角、敷地の南東寄り中央に位置している。公園は「里山」を活かしながら梅林や菖蒲園などが整備されている。
また、公園内には奈良県内の各地域の特徴を持つ茅葺き屋根など様々な建築様式の江戸時代の伝統的な家屋(民家・土蔵)11件(15棟)を移築・展示している。うち、2件(3棟)が日本国の重要文化財、7件(10棟)が奈良県指定有形文化財となっている。[1]
施設[編集]
- 里山東・西・南・北
- 多目的広場
- 児童広場
- 水渓園
- 菖蒲園
- 里中池
- みんぱく梅林
- 花の谷
- ひょうたん池
- 奈良県立民俗博物館
- 古民家集落(下節に詳述)
古民家集落[編集]
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旧臼井家住宅
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旧臼井家住宅
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旧臼井家住宅内部
- 国中集落
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旧吉川家住宅
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旧吉川家住宅内部
- 宇陀・東山集落
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旧岩本家住宅
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旧岩本家住宅内部
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旧松井家住宅
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旧松井家住宅
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旧松井家住宅内部
交通[編集]
- 近鉄橿原線 近鉄郡山駅より奈良交通バス(20・71・72系統)12~17分「矢田東山」バス停下車 徒歩約7分
- 同駅より 徒歩約1時間
- JR西日本大和路線 大和小泉駅より奈良交通バス(71・72系統)18分「矢田東山」バス停下車 徒歩約7分
- JR西日本大和路線 郡山駅 徒歩約1時間15分
周辺[編集]
大衆文化における言及[編集]
奈良県出身のお笑いコンビ「笑い飯」には、この博物館をモチーフとした[3]「奈良県立歴史民俗博物館」というネタがあり、2003年のM-1グランプリで準優勝を獲得した。「奈良県立歴史民俗博物館」はあくまでも架空の博物館であり[4]、実際の奈良県立民俗博物館に奈良時代や縄文時代についての展示はない。また、道具の使用状況を示す人形が多く展示されているものの、彼らが演じたような「動く人形」はない[3]。ただし「はたおりコーナー」には障子越しに機織りの動きと音をイメージさせる「動く人形」が置かれている。かつて博物館のサイトの常設展示の解説ページに「漫才コンビ「笑い飯」で知られる「はたおりコーナー」」という文章が掲載されていた。
脚注[編集]
- ^ 指定物件については下記資料による。
- ^ 博物館のサイトには当建物を県指定文化財としているが、奈良県サイトの県指定文化財一覧には本建物の記載がない。
- ^ “笑い飯、“伝説のネタ”「-博物館」が誕生したワケとは?/芸能ショナイ業務話”. サンスポ. 2018年10月27日閲覧。
参考文献[編集]
- 松田真一 『奈良のミュージアム』 雄山閣、2019年、76-79頁。